ドローンテック

追込み漁(沖縄県)

従来の方法

沖縄でスク(アイゴの稚魚)と呼ばれる魚は、陰暦6月1日、7月1日の前後3日だけ浅瀬に集まる。漁師の間では夏のボーナスと呼ばれ、スク漁に島中の漁船が出港する大イベント。

ドローン+AI活用

出港前に、魚群の多い場所を特定することで、 漁獲量及び漁業効率が飛躍的にアップする。但し、ドローン撮影に時間がかかることや、雨風では使えないことが、今後の課題。

海洋漂流物

漂着ゴミ

沖縄県のある島の漂着ゴミの状況(R3年撮影)。特に冬シーズンには、膨大な量のゴミが流れてくる。国の財政やボランティア活動では、もはや対応しきれないのが現状。

漂着ゴミの監視

ドローンは離陸~着陸まで全自動で飛行する。事前に設定した地図情報を元に、送信機と本体の間で電波セクションが途切れても、GPS情報に従い、最後まで飛行と撮影を遂行する。

集落OSの清掃案内

ドローンで撮影した映像を元に、清掃や台風後の復旧作業を計画し、集落OSを通して住民に清掃の指示を行う。これらが集落OSの通信基盤であるLINE上で行える。

ドローンの自動飛行

沖縄県のある離島は、四半期1度のドローンによる漂流物の調査を行い、海岸清掃の計画を立てる。ドローンは横向きで飛行しながら、海側で海岸線を撮影する。

野生動物駆除

罠・ドローンのペア

ドローンは、GPS情報に従って地面から標高100Mを維持しながら、罠設置場所上を飛行する。ドローンは離陸~着陸までを自動で飛行(マニュアル操作不要

罠からの電波探知

罠には電波発信機を設置し、ドローン本体には電波受信機を搭載する。ドローンが、罠から発信する電波を収集し、帰還後、受信機から罠の位置を特定する。

山岳捜索

遭難者捜索(救助隊の活動後)

救助隊の救助活動中断後に、遭難者の過去の写真から服装や装備のカラーを抽出し、HSV分析アプリにより、上空写真上で手掛かりを自動判別する(たばこケースまで探知可能)

AI捜索の原理

数千枚の写真から色相・彩度・明度を考慮し、学習した色と同じ色範囲を探知する。一枚の写真のチェックに、所要時間は0.5秒以下(但しPCの性能次第)

場所特定

数千枚の写真の中で、該当する写真の位置情報 (経度・緯度)から、山道の場所を特定する。経・緯度は、ドローンの写真ファイルにタグで格納される。